家族葬の費用
家族葬の費用は、どれくらいかかるのでしょうか。
じつは家族葬でも一般葬でも、
人数の大小による違いはあっても、
基本的な部分の費用は同じなのです。
葬儀の費用を大きく分けると、
葬儀にかかる一連の費用(費用A)と
返礼品や飲食にかかる費用(費用B)で分ける事ができます。
費用Aには祭壇やお棺、霊柩車のほか、式場費や遺影写真の作成料、
ドライアイス費、などが含まれます。
これらは葬儀社によって価格の設定は様々ですが、
祭壇やお棺以外は金額の大小があまりないので
ある程度の決まった費用というものが必要となります。
それは一般葬でも家族葬でも同じだということです
費用Bには受付の返礼品や通夜に出す料理、
葬儀後に行うお斎の料理や引物などにかかる費用が含まれます。
広い意味では四十九日の頃にお返しする香典返しの費用も含まれます。
こちらは、人数による影響が大変大きいので、一般葬と家族葬の最も違ってくる所だと思われます
ただし、受付の返礼品はご香典のお返しでありますし、
新潟では一般的に、お斎につかれる方はお斎料を含めてご香典を包まれますので、
実際のご負担は、それらの合計金額とは異なります。
家族葬でお斎をする場合、身内の方(子や孫)が多くなる
と、お身内がお斎料を包まないこともあるので、
実質的な負担が増えることもあります。
その為、最近では必ずしもお斎をせず、
簡素な食事会をされる方も増えてきています。
また、昨今の社会情勢を鑑みて、折詰や寿司折、持ち帰り可能なお手土産でご対応されるご遺族もいらっしゃいます。
家族葬だから費用はあまりかからない、と考えずに、
しっかりとした見積りを事前にとっておくことは大切なこと
です。